エラスチンとは

美と健康をサポートする「エラスチン」とは

美容を目的とした原材料として、最近、注目を集めているエラスチン。
エラスチンは私たちの体の中の皮膚、血管、靱帯、肺、子宮など、あらゆる組織に分布しているタンパク質です。

エラスチンはゴムやバネのような弾力性や伸縮性を有しているので、体の中の組織の弾性機能発現に重要な役割を担っています。

動脈に分布するエラスチンの働き

血液を体中に運ぶ「動脈」には、多くのエラスチンが含まれています。弾力性を持つエラスチンは血液循環にとって無くてはならない構成成分です。紫外線、ストレスや加齢などによってエラスチンの機能が低下すると、動脈は硬くなり、高血圧・心筋梗塞・脳梗塞の要因となります。

血管の外膜には硬いコラーゲンが多く、内膜には柔軟性のあるエラスチンが多い。

血管の外膜には硬いコラーゲン、中膜には柔軟性のあるエラスチンが多い。

エラスチンと血管の関係は大変重要で、血管が柔軟性を保つことができるのは、血管の主要成分で、ゴムやバネのように伸び縮みするエラスチンによるものです。

血管がしなやかだと血行がよくなり、血液を全身に送り出すことができます。
血液中の酸素や栄養分が全身の毛細血管まで到達すると、肌、髪、爪、関節、腰などいたるところの細胞が活性化されるため、エラスチンは全身若返りの源であると言っても過言ではありません。
エラスチンは美肌やエイジングケアの為には欠かせない成分です。

美肌に欠かせないエラスチン

美容成分として広く知られているコラーゲンも同じタンパク質の一種ですが、エラスチンとコラーゲンとの間には、とても深い関係があります。

skin真皮層ではコラーゲンが柱となり、そのコラーゲンの柱を束ねているのがエラスチンです。

皮膚を形づくる土台や柱となっているのはコラーゲンですが、硬く頑丈なので柔軟性・しなやかさに欠けます。
この欠点を補うのが、ゴムやバネのように弾力性、柔軟性を持つエラスチンなのです。

硬いコラーゲンを、柔軟性のあるエラスチンが束ねることで、肌は適度な弾力、キメの細かさなどを保つことができ、肌のタルミやシワを防いでいます。

しかしエラスチンの働きは、美容面だけではありません。

靭帯においても大きな役割を果たしているエラスチン

エラスチンは関節を支えるじん帯に必須

jintai

靱帯ではエラスチン約75%に対してコラーゲン約17%で圧倒的にエラスチンが多い。

エラスチンは、項靭帯(首の靭帯)では約75%、黄色靭帯(脊の背側にあって各々の胸椎をつないでいる靭帯)では約50%と重要な役割をしています。その為、加齢とともにエラスチンが減少すると、じん帯は関節を支えることができなくなり、関節の曲げ伸ばしが困難になったり、血液の流れが悪くなり(血行不良)、肩凝りや腰痛の原因になります。
エラスチンは関節のじん帯細胞や軟骨細胞を増殖させ、じん帯や軟骨を再生させます。
エラスチンは豚の血管など動物の血管や靱帯などに多く含まれているため、日常の食事からはほとんど補うことはできません。ですから加齢と共に減少するばかりなんです。

健康維持においても大きな役割を果たしているエラスチン

コラーゲンとエラスチンには深い関係がありますが、大きく異なる点が1つあります。それは「型の数」です。種類と言い換えることもできます。
体のいたるところに存在するコラーゲンには約30種類近くの型があり、皮膚や骨、腱、靱帯などには「Ⅰ型(いちがた) コラーゲン」、目の硝子体や関節軟骨部分には「Ⅱ型(にがた)コラーゲン」など、目的に応じて摂取すべきコラーゲンの型が異なります。

エラスチンもコラーゲンと同じように、体のいたるところに存在しますが、型は1種類しかありません。

ですから、高純度のエラスチンを補うことは美容面だけではなく、健康維持にも役立ちます。
血管や靱帯など、柔軟性が必要なところには、多くのエラスチンが必要となります。

そこで、高純度のエラスチンを効率的に摂取することを可能にしたのが、高純度エラスチン「Pure Elastin(ピュアエラスチン)」です。